動物道傳説

行く先々で出会った、節足動物を含む動物さんたちです。

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とある日の深夜の出来事(ロードキル個体)


***【画像の閲覧には十分に注意して下さい。】


この日は八王子市の仕事場でその日のうちに仕上げなければならない書類があり、帰るのが深夜の時間になりました。


仮設事務所の前面道路は中央道八王子ICと圏央道あきる野ICを結び、並行して走る、国道411号のバイパス的存在の道路です。


実際の仕事としても、この区間の内の往復5.2kmの道路で仕事をしており、管理区域になっています。


片側2車線で広く、山の中で何もなく走りやすい為に車両は結構な速度で走っています。

昼間はこうした事から、速度取り締まりが毎日行われている道路でもあります。

しかし、夜間、特に深夜に至っては、速度取り締まりもなく、高速道路感覚で走っている車両も少なくありません。


仕事を終えて、仮設事務所から道路に出ようとしたときです。

その真ん前に動物の轢死体を確認しました。

すぐに車両を停めて、降りて、何とかしようと思う物の、通行する車両は途切れず、結構な速度で走っているためにどうにも出来ない状況でした。

殆どの車両はその轢死体を除けて行きますが、1台の車両が除けきれず、その轢死体の骨の砕ける音がしました。


状況からして、生命は終えているとわかるものの、それでも骨の砕ける音が耳に残って、どんどん踏まれてなきものになってしまうのが、あまりにもかわいそうすぎて、まずは車道から歩道へと移動させようと考えました。


一瞬の車両の合間を縫って、車道に出て、その轢死体を抱きかかえました。
当然に素手でです。

手袋など使ったら、その生きものに対し、失礼だと思っているためです。

また、どんな状態であっても生きものたちを感じることが出来ません。

まだ温かいかもしれないし、そうではないかも知れません。

手などが汚れるとか、そんな事よりも大事なことがあるからです。

轢死体を抱きかかえたとき、その瞬間はタヌキ君かと思いました。


内臓が破裂しているものの、毛並みは大変にきれいで、抱きかかえると結構な重みも感じました。

その轢死体を抱きかかえている時も通行車両は除けて走っていきましたが、そのうちの1台が車線変更を仕切れずに、うちの直前にまで迫った、その瞬間に何とか車道から出ることが出来ました。

これまた危ないところでした。

まずは車道から出て、側道の端に一旦その轢死体を寝かせました。

タヌキ君かと思っていたのですが、こうして見るとアライグマ君でした。


【画像拡大閲覧には十分注意して下さい。】

RIMG8317.jpg


↑まずは側道の脇に寝かせた、アライグマ君の轢死体


アライグマ君と言うと数年前に世田谷区で仕事中、深夜にばったりと一瞬でしたが、会ったのが印象的でした。

大変に澄んだ目をしていて、素晴らしく綺麗に見え、忘れられない存在でした。


このアライグマ君も出来ることならば、こんな姿になってしまう前に出会いたかったなあと強く思いました。


巷では特定外来生物とか何とか言って、このアライグマ君を目の敵にしていますが、結局は悪いのは全て人間であり、アライグマ君に罪は一切ないのです。


人間は自分たちの過ちをその生きものの死を持って、覆い隠そうとするが如くに亡き者にするなどと言う事は全く許されないことであり、傲慢、身勝手そのものです。


種を絶やすことで過ちを隠すのではなく、共存、共生の道を考えるべきです。


共存、共生の道を全く考えないばかりか、全て死を持って人間の過ちのためにいわれのない罪のために殺されなければならない、そんな馬鹿なことがある訳がありません。



さて、このアライグマ君、せっかくなのである程度の観察をしておきました。

そして、その後に仮設事務所の脇にある、竹林の中に埋葬をしました。


様々なところで、色々な生きものたちのロードキル個体を目にしますが、運転者は環境を良く見て、走っている車や人間以外にも動物たちもいると言う事を忘れずに安全運転でお願いをしたいです。



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  1. 2016/09/11(日) 14:34:38|
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